
先日、書籍紹介|グリーフカフェ ―大切な人を亡くした人たちが語ったこと― の投稿の最後に、『「グリーフカフェ」のような拠り所があることを知っていただき、身近にそんな場所を探せるようになったら実際に訪問してみて、癒しを得て……』と言うようなメッセージを記載していたのですが、私自身、過去にペットロス(グリーフ)についてお話できる場所があることを知りませんでしたし、「ペットロス+癒し」などの検索ワードでは中々探し出せなかった経験を思い出し、先の投稿を補足する形で「ペットロス自助グループの探し方」について共有させて頂きます。

本日は、以下の順にお話させて頂きます。
- 1.検索キーワード
- 2.検索結果
- 3.注意点

<1.検索キーワード>
基本的なキーワードは、以下のようなものが挙げられます。
- ペットロス+自助グループ
- ペットロス+当事者会
- ペットロス+交流会
- ペットロス+グリーフケア
- ペットロス+ピアサポート
要するに、「ペットロス+○○○○」ということになりますが、私はこのような活動をする前は「+○○○○」に当てはまるこれらの言葉を知りませんでした(知らなかったわけではないのですが、一緒に検索することを思いつきませんでした)。適切なキーワードを知っていると欲しい情報が手に入り易くなりますね。
実際に検索する際は、キーワードとキーワードの間は「+」ではなく、スペース(空白)にすることで十分です。
例)🔍 ペットロス 自助グループ
この二つのキーワードですと、国内全体で利用頻度の高いサイトが検索結果の一覧の上位に表示されることになります。
検索される方のお住まいの近隣地域を探す際には、地域名を追加すると良いと思います。
例えば、お住まいの市を加えて検索してみましょう。
例)🔍 ペットロス 自助グループ △△市
これで、それらしい結果が得られなければサイト上には情報がないということになりますので、検索地域を広げる意味で、△△市が所属する県名に変更して検索する、あるいは関東・関西など広域な地域名にすることで、ご自身で行ける範囲の自助グループの場所を見つけることができると思います。地元ではなんとなく嫌だなと思う方は隣の市などで開催されている自助グループに行ってもいいかもしれないですね。
Web検索、SNS検索でも同様の方法でよいと思いますが、情報量はweb検索が圧倒的に多いと思います。一方で、SNSは気軽の情報発信できる利便性からwebサイトを持たない開催者・団体さんが情報発信している場合もありますので、両方とも活用してご自身に合いそうな開催者・団体さんを探してみると良いかと思います。

<2.検索結果>
参考までに、いくつか見つかったペットロスの自助グループ等を共有させて頂きます。
地域指定していないので、東京近郊の結果になっています。
| 名前 | 主な内容・特徴 | 開催地域/形式 | 連絡先や補足 |
| ペットロス自助会 リメンバー・ミー | ペットを亡くした家族が「思い出をたくさんしてあげる」ためのセルフヘルプ・グループ。オンラインと現地のハイブリッドで開催。 | 東京都調布市+オンラインで参加可能。 | rm.love-animal.jp |
| 支え愛の会 | 定期ミーティングで、亡くなったペットのことを話したり、ペットロスへの不安・苦しみをわかちあう自助グループ。名前の通り「支え合い」がテーマ。 | 東京都新宿区・飯田橋駅近辺で開催。 | ペットロス 支え愛の会 |
| Pet Lovers Meeting (PLM) | 昔からあるセルフヘルプ・グループ。伴侶動物を亡くした人を対象に「プチミーティング」を毎月実施。静かな共有の場 | 東京・大塚駅近辺で開催。 | ddtune.com |
| むさしの虹の橋会 | 最愛のペットを失った人同士で体験を共有し、喪失・孤独を支え合う会。遠方の人も参加できるようSNS(Facebookグループ)を利用している。 | 住まい地域問わず参加可能。主な活動は東京都近辺。 | むさしの虹の橋会 |
| ペットがくれた幸せを語る会@静岡 | ペットロス体験者の自助会。「幸せを語る」という前向きなテーマも含まれている会。静岡で開催されている。 | 静岡県。静岡在住の方向け(地域密着型) | |
| amane_petloss_craft | ・診療やカウンセリングなしで心を回復 ・ハンドメイドで癒す《グリーフクラフト》 ・ペットロスの経験あるクラフト講師 | 神奈川県川崎市で後活動のご様子。 |

<3.注意点>
先にお示ししましたキーワードで検索すると大丈夫かと思いますが、中には個別相談という名目で高額な価格設定をしているサイトもあるかと思います。支払う価値があると思えば利用を妨げることはありませんが、上記に示している会は概ね無料か会の活動費用として少額の参加費を設定しているのがほとんどです。
どういったサービスがご自身の求めているところか吟味しながら選ばれると良いかと思います。検索の際に「NPO」「ボランティア」「分かち合い」などのキーワードを加えるとより安全かもしれません。

<最後に>
このようなグリーフを語り合える会に参加して、たちまちにグリーフが消える訳ではないと思います。ただ、自分の社会的役割という荷物をおろして、ご自身の気持ちを閉じ込めず、ただ話す、ただ聞く、誰かと共感しあう、そういったことで気持ちや心の整理につながればよいかな…ぐらいのお気持ちでまずは参加されるのが良いかと思います。
一度行って落ち着きを取り戻すかたもいらっしゃれば、数回足を運ぶ方、しばらく期間をあけて再訪される方、複数の会に参加される方、等々色々な参加の仕方がありますし、大体の会はそれを受け入れてくれます。
ペットさんを失った悲しみや心の痛みは消えることはないかも知れませんが、心を痛める棘のようなその感情の根底には、お互いを大事に思っていた愛情・絆があるからこそだと思います。その感情をどのように抱えて生きていくかは、当事者の方それぞれの、様々な形があると思います。
どうか、ペットさんと飼い主様の間にある愛情・絆を見失わないでいただきたいと思います。
亡くなっても、それは続いていると思います。
亡くなっても、変わらず飼い主様の心に語りかけ続けていると思います。

